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社会との「対話」

コラム
2024.10.31

創立以来、「対話」を根幹とした教育研究活動を推進してきた京都大学では、常に社会との対話も実践しています。

2011年に始まった「アカデミックデイ」は、年に一度、100人以上の研究者が一同に会し、市民と研究者が直接気軽に話し合えるイベントです。23年に単独では初めて大学外で開催し、880人が来場。企画の一つ「ちゃぶ台囲んでひざ詰め対話」は、会場に用意された4帖の畳の上にちゃぶ台が設置されたブースで、研究者と来場者が同じ目線で語り合えると人気です。

また、北海道の研究林から鹿児島の火山観測所など、京都大学が有する数多くの研究所や附属研究施設を公開する「京大ウィークス」では、毎年、天文台や観測所のツアーや研究林の自然観察会なども行われています。

高校生を対象に研究の魅力を伝える対話型の高大連携活動もあります。京都大学の研究者による体験型科学講座「ELCAS(エルキャス)」を2008年から、大学院生等が研究紹介の授業を行う「学びコーディネーター事業」を2013年から実施しています。

動画を通じた知的資源の活用にも取り組んできました。KyotoU Channelは、京都大学の動画を横断的に検索することができるウェブサイトで、2023年に開設されました。京都大学オープンコースウェア(OCW)に公開されていた2022年までの講義動画も含めた約4000本の動画を見ることができ、双方向型のコンテンツも追加されています。

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