「大学の知」を活かした多角的な市政研究事業『文化を活かした京都の活性化について』
情報環境機構 教授(現 防災研究所 特定教授)
『「大学の知」を活かした多角的な市政研究事業』は、京都が有する「大学の知」を京都市の施策に最大限に活かし、市政の課題解決に向けて調査・研究を行う、京都市と大学コンソーシアム京都との協働事業です。2016年度に研究グループが公募され、京都大学の土佐尚子教授をプロジェクトリーダーとする研究グループが採択されました。
指定テーマは、「文化を活かした京都の活性化」。文化庁の京都への全面移転が決定したことを契機に、「大学」、「観光」、「ものづくり」、「和食」、「景観」といった京都の強みを活かしながら、文化を基軸に多分野で京都を活性化するための手法を研究するという内容です。「観光」、「産業」、「暮らし」、「まちづくり」の各テーマを研究する4ユニットからなる研究グループが、2016~2017年度までの2年間、多角的な観点から調査・分析を行いました。