Project

プロジェクト

洪水予測システムの開発に向けた京都府との共同研究

防災研究所

近年、台風や集中豪雨により全国の中小河川において越水・溢水などによる災害が発生しています。豪雨による災害時、中小河川では短時間で水位上昇が起こるため、逃げ遅れなどによる被害を防ぐための対策が必要です。
この課題に対応すべく、京都府では2023年度からの運用開始をめざし、府全域を対象とした「水位・氾濫予測システム」を開発することになりました。そして、この新システムへの移行・高度化に向けて、基礎となるモデル開発の研究実績があり、高度な専門知識と知見を持つ機関として、京都大学防災研究所の佐山敬洋准教授グループが中心となり開発に協力しています。
防災学の総合的研究・教育に取り組む本研究所では、災害と防災に関わるさまざまな課題に対して、現実社会での問題解決に向けた実践的な研究を行い、世界の安定や持続可能な発展に貢献する次世代の人材を育成することをめざしています。

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