森里海連環学教育研究ユニット

本ユニットは、京都大学フィールド科学教育研究センターが事務局となり、学際融合教育研究推進センターに所属する分野横断型プロジェクトでした。
海に囲まれた森の国である日本では、川や海の生物生産はもちろんのこと、地域の振興や人々の安全で安心な暮らしにとっても、森から海までの健全な生態系のつながりが極めて重要です。このような観点から、“森里海連環学”という新しい学問領域を提唱し、教育・研究・社会連携を進めてきました。
本ユニットでは、公益財団法人日本財団から助成を受け、2018年度から4年間、日本財団との共同事業として「森里海連環再生プログラム-Link Again Program」を実施。森里海がどのように繋がっているかを調べ、見える化し、地域と連携してそれぞれの地域の問題点を探り出し、森里海のつながりを修復するために市民と協働し、イノベーティブな社会運動として展開するための基盤づくりをめざして研究を進めました。本プロジェクトは、2022年3月で終了しました。