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実験と理論計算科学のインタープレイによる触媒・電池の元素戦略研究拠点

実験と理論計算科学のインタープレイによる触媒・電池元素戦略研究拠点ユニット

文部科学省「元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>」は、2012年4月から10年間実施された国家プロジェクトです。希少元素が抱える資源問題を解決し、持続可能社会に貢献する革新的な材料の創製と、その基盤となる学理の構築を目標としています。京都大学には、元素戦略の国内4つの研究拠点のうち2拠点が設置されました。

そのうちの1つである触媒・電池研究拠点では、理論・計算科学と実験科学のインタープレイにより、複雑な複合材料である触媒と電池の微視的過程を解明し、複雑・複合系の科学を深化させること、また、新しい触媒・電池材料を予測し、希少元素フリーの新規高性能触媒材料と電池材料を開発することを目標としています。本研究拠点からは、高性能蓄電池につながる濃厚電解液の溶液構造や電子構造の解明、低温においても駆動でき、結果的に貴金属使用量を大きく節減できる新しい触媒など、多くの成果が生まれています。

 

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