Researcher

研究者

多様な植物に学び、活かす

小野田雄介
農学研究科

 

植物は光合成による有機物合成により、人間を含むすべての生物の営みを支えています。地球上には、35万種類以上の植物が存在すると言われており、われわれの日常生活においても、食品から医薬品、繊維、家具など、さまざまな場面で植物が利用されています。そのような植物はどうして生まれ、どのように共存してきたのでしょうか?私たちはさまざまな植物を研究対象として、その多様な形とその意義、環境応答、生態系における役割、持続的な利用と保全など、基礎から応用まで幅広く研究をしています。身の回りの植物にも、実に巧妙な仕組みが備わっており、そのような“自然の妙”を解き明かすのは研究者としての愉しみです。近年は、レーザー測量機器を搭載したドローンなど、先進技術を用いた森林資源量評価にも力を入れており、そのデータにもとづいた森林の成り立ちや生産力向上、自然環境保全に関する研究も盛んに行っています。

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