Researcher

研究者

データ科学と地震工学が変革する被害推定技術

郭佳
農学研究科

日本では地震などの自然災害がますます頻繁かつ大規模化しています。建築物・公共構造物が損傷を受ける機会も増えており、災害発生直後、迅速に被害推定などの情報を行政や市民に提供できる技術を実用化することが、喫緊の課題です。私は、最先端のデータ科学を応用した地震工学の知見にもとづきながら、リアルタイムデータを活用する、構造物被害推定技術を開発しました。その技術によって、災害の「モニタリング」「評価」「対応」という3つの側面に対して融合的に取り組むことを可能にしました。今後も巨大地震の発生が危惧されています。被害が発生したときに、迅速かつ的確な対応ができるよう、今後の研究を展開していきたいと考えます。

Go to page top