障害のある学生の権利を大学での実践から問う
学生総合支援機構
現在、日本の大学等において修学支援が必要な障害のある学生が増加しています。多様な学生が多様な学びによって未来を描いていく。本来、このようなビジョンを持つことは大学等の普遍的な価値や役割であるはずです。しかしながら、現時点では障害のある学生が十分な学びの機会を得ることができないという課題が生じており、それは現代社会と障害に関する諸問題の象徴でもあると考えています。私はこの解決すべき課題に対して実践と探究を繰り返し、高等教育にとどまらないさまざまな教育の機会を確保すること、そして、現代社会と障害に関する多様な課題を解決することをめざしています。私たちが生きていく社会はどうあるべきなのか、障害という観点から問い続けたいと考えています。