フィールド科学教育研究センターと環境省自然環境局との連携協定
フィールド科学教育研究センター
京都大学フィールド科学教育研究センターは、全国にある京都大学のフィールド研究系の施設を統合して2003年に設立され、異なる生態系のつながりと相互作用を科学する「森里海連環学」の分野で多種多様な研究と教育を展開してきた組織です。本センターは、地域循環共生圏づくりの一環として森里川海プロジェクトに取り組む環境省自然環境局と、2019年12月に連携協定を締結しました。
この連携協定締結により、ともに「森から海までのつながりをとりもどし、その恵みを引き出しながら豊かに暮らせる社会を構築していくこと」をめざし、そのつながりの科学的な解明や、市民・地域と連携した社会活動を展開してきた環境省自然環境局と協力し、より効果的な取り組みを推進してきました。今後、研究や事業成果の活用、シンポジウムなどによる市民への持続可能な社会に向けた教育、啓発活動の実施など、両者の更なる連携が期待されています。