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文化財や歴史資料の保護と活用に向けた取り組み

総合博物館

京都大学には、過去125年間に収集・研究されてきた学術標本資料・教育資料が多数保存されており、その内容は、国宝・重要文化財やそれに準ずる文化財、国際的に貴重な標本など、文化史・自然史・技術史の各分野にわたっています。

京都大学総合博物館は、各学部や研究所などで個別に保管されていたそれらの一次資料、約260万点を集め、適切な環境で保管・管理、分類するなど、それらが学内外の先端研究や教育において広く活用されることを促進するための業務を行っています。さらに、資料に関する情報のデータベース化や情報交換のためのネットワーク構築、教育支援などを行い、その成果を一般に公開することも目的の一つです。

そういった取り組みの成果を学部や研究所の研究・教育活動に提供し支援するとともに、各所に協力を得て業務内容のさらなる充実をはかっています。また、民間に開かれた博物館をめざし、市民に向けた展示や講演会などの企画も行っています。

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