Project

プロジェクト

ブータンとの医療交流

医学部附属病院

京都大学医学附属病院では、2013年にブータン保健省とブータン医科大学、本院との3者で締結された覚書に基づき、医師、看護師、技師、栄養士などの医療スタッフをブータン王国の基幹病院であるジグミ・ドルジ・ワンチュク国立病院(JDW病院)に派遣し、医療支援と国際交流を始めました。

その後、2017年、2020年に覚書を更新。1. ブータン側の要請に基づき、医師など医療スタッフ派遣、2. 臨床活動を通じた専門医研修プログラム開発の補助、3. ブータンの医療環境向上のため、公衆衛生及び医療機器の使用の指導、という3点の医療交流活動を中心に、2017年の再締結以降は、JDW病院の医療スタッフを京大病院へ招へいする取組みも行っています。

GNH(国民総幸福量)を国の理念に掲げるブータンとの医療交流は、ブータンの医療向上への貢献だけでなく、「限られた医療器材でいかに診療を行うか」や、「幸せとは何か」といったテーマについて考える貴重な経験となっています。

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