GADRI(世界防災研究所連合)事務局としての国際的防災研究への貢献
防災研究所
本連合は、世界各国の災害研究・防災研究を行う研究機関と、情報や知識、経験、さらには理念を共有し、災害リスク軽減と災害レジリエンスの向上に、学術面から貢献することを目的とする研究ネットワークです。世界から205機関が参加しています(2020年4月時点)。京都大学防災研究所は、本連合の事務局として災害研究・防災研究を新たなステージに導くサポートを行い、事務局も担っています。
本連合では、目的を達成するために、次の5つの目標を掲げて活動を展開しています。1.学術研究の地球規模ネットワークを形成する、2.災害研究のロードマップ、研究計画、研究組織の組成に資する、3.災害研究を進める研究機関の能力向上を目指し、研究者や学生の交流を推進する、4.地球規模で学術研究のためのデータや情報の共有化を進める、5.意思決定に影響を及ぼせるように、統一した声明を発信するための調整を行う。