京都大学 x 日本総研 「カーボンリサイクルを起点としたマテリアル・プロセスイノベーション」プロジェクト
京都大学産官学連携本部
2050年にカーボンニュートラルを達成するため、株式会社日本総合研究所と連携し、産業活動の過程で大気中に排出される二酸化炭素を再利用する「カーボンリサイクル」をベースとした新しいマテリアルプロセスと産業群の構築に挑んでいます。
具体的には、二酸化炭素を「コモンズ(地域共有資産)」と捉え、セメント生成過程で排出される二酸化炭素を材料とした新たな素材生産プロセスの設計から、プロセス制御のためのデジタルツインの構築、生産物の用途開拓までの産業プロセス構築を目指しており、その検討プロジェクトを2023年1月から開始しています。