Project

プロジェクト

食と栄養の安全保障―世帯と地域のレジリアンス

梅津 千恵子
農学研究科 教授(当時)

 本研究プロジェクトは、科学研究費補助金・基盤研究(A)の採択を受け、京都大学で2020年度から実施されています。雨量などの環境変動に対する小規模農民の食と栄養を規定する要因を解明し、将来の気候変動への適応能力を強化する方策を提示。気候変動への適応力を強化することによって、アフリカ半乾燥熱帯域の食と栄養のレジリアンスの確立に寄与することをめざしています。
近年、国連の持続可能な開発目標(SDGs)においても食料安全保障と栄養の改善が重要な優先課題に挙げられるなか、途上国農村世帯の食と栄養の安全保障を強めるために、気候変動対応型の農業技術普及拡大が行われています。それが農家世帯の農作物の多様化、または生業の多様化を通じて、食事の多様性にどのような影響を及ぼすのか、また微量栄養素を考慮した栄養の改善につながるのか、という研究を進めています。 

レジリアンスセミナー https://sites.google.com/view/aes-kyotonre/reselience-seminar?pli=1

インタビュー調査の様子

ソルガム

調査地のバオバブの木

 

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