Researcher

研究者

ゼロ・エミッションに向けた公正な資源配分を考える

ベンジャミン クレイグ マクレラン(Benjamin C. McLellan)
エネルギー科学研究科

気候変動に対処するためには、CO2を排出する化石燃料技術の使用を減らし、クリーンな選択肢に移行する必要があります。同時に、世界中の人々がそれぞれの需要に見合う量のクリーンエネルギーにアクセスできる仕組みづくりも重要です。この取り組みは、自然環境や人々の健康に悪影響を与えないように、また負担と利益を公平に分かち合う形で進められなければなりません。そこで私は、再生可能エネルギーや水素燃料電池などの低炭素エネルギー技術への移行が自然や人々にもたらす影響を明らかにすべく、インフラ整備に必要な鉱物の採掘から加工、利用までのサプライチェーン全体を考慮し、社会的、経済的、環境的な影響の評価に取り組んでいます。さらに資源の公正な分配方法を探ることで、すべての国の人々の持続可能な発展への貢献をめざしています。

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