Researcher

研究者

分子のチカラで地球規模の課題を解決する

深澤愛子
高等研究院 (iCeMS)

私たちの暮らしは、さまざまな性質をもつ物質によって支えられています。人類が抱える地球規模の問題の多くを根源的に解決するには、これまでの科学の常識では実現できなかった物性や機能をもつ新物質を生み出すことが必要不可欠です。中でも私は、光や電子に関わる物性や機能に焦点を当て、「こんなユニークな構造の分子ができたら、どのような性質が発現するだろうか?」という好奇心駆動型の研究と、「従来の物質では実現できないこんな機能、どうやったら実現できるだろうか?」という標的指向型の研究の両方のアプローチから研究に取り組んでいます。誰も見たことのないような突出した物性や新現象の源となるオリジナル分子を生み出すことができれば、人類の未来にとって新たな可能性が拓けるでしょう。

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