Researcher

研究者

社会と個人がwell-beingを実現する場づくりを

内田由紀子
人と社会の未来研究院

大学院生のころから文化心理学の研究に携わってきました。日本文化と他の文化における「こころの働き」を比較し、可視化するような実験・調査研究を行っています。well-beingや幸福についての研究もその一つで、社会の変化や違いによって異なる部分もあれば、共通性もあります。比較することを通じて、個人そして社会的に蓄積されてきた「こころ」についての理解が深まり、ひいては、人々が当たり前だと思っているが実はあいまいに成り立っている「規範意識」から少しでも自由になるような視野を持つこともできるのではないかと思っています。人文社会科学の力を国際的に集約して取り組むことができるのも文化心理学研究の長所であり、グローバルに協働する方法論を提示していきたいです。

Go to page top