Researcher

研究者

患者さんにも外科医にも優しい手術を

西野裕人
医学部附属病院

医学や科学技術は日進月歩で、がんをはじめとして外科治療により命が救われる患者さんは増加し、今後もさらなる発展が期待されます。このような環境において、これまで外科医の経験と自己犠牲に頼ってなされてきた外科医療の持続可能性にも目を向ける必要性が出てきています。私はこれまで、手術中に対象臓器の変形や移動をリアルタイムで追うことで正確な切除や治療を支援するリアルタイムナビゲーションという技術を研究してきました。今後はこれをさらに多方面へ普及させ、患者さんにとって効果的で安全な、そして次世代の外科医にとっても正確で快適な手術が叶う社会を世界中で実現させたいと考えています。医学と科学技術を融合・応用することで、患者さんにとっても次世代外科医にとっても優しい新たな未来型手術を開拓していきます。

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