祇園祭創始1150年記念プロジェクトこんちきジーズプロジェクト

本プロジェクトは、全員参加型で環境負荷を低減する「持続可能なキャンパス」の実現をめざして京都大学の学部生や院生、教職員が活動するワーキンググループ「エコ〜るど京大」の事業の1つです。祇園祭創始1150年を記念して、2019年に実施されました。
「こんちきちん」という祇園囃子で知られる祇園祭は、『祇園本縁雑実記』によると869（貞観11）年に始まったとされており、2019年はそれから数えて1150年に当たります。祇園祭は千年以上にわたり、時代に合わせた変化を伴いながらも日本全国・全世界の平和や安寧を祈り、災害への鎮魂や自然への畏敬の念を携えて続けられてきました。
本プロジェクトでは、祇園祭の理念を再認識し、その価値を広く発信するとともに、祇園祭から学んだことを基に持続可能性・SDGsについて考え、これからの千年に向けた暮らし方や心のあり方について議論し、SDGsをアップデートすることをめざしています。