宇治川オープンラボラトリー
防災研究所附属流域災害研究センター
本研究所は、1953年、主に水と土に関する災害の防止・軽減を目的とした実験研究を行うために、前身となる「京都大学防災研究所宇治川水理実験所」として設置。1996年に改組され、全国共同利用の研究所として位置づけられました。その後、名称にある「水理実験」に限定した単機能の施設ではなく、多分野の施設を擁して広く開かれた研究、教育、学習の場であることを明示し、本研究所内外の研究機関、研究者、一般企業、学校などに対する共同利用施設として位置づけることとなり、2002年に「宇治川オープンラボラトリー」へ改称しました。
研究所内には多くの観測・実験装置群を擁し、世界有数の規模を誇る総合実験施設です。干拓によって姿を消した巨椋池の生物相の一部や周辺環境を復元した流域模型ビオトープもあり、防災と環境学習支援に役立てています。